平方メートル計算機
部屋やスペースの面積を平方フィートまたは平方メートルで計算します。
計算するエリア
sq ft
総面積
sq ft
平方メートル
平方ヤード
平方インチ
エーカー
はじめに
Square Footage Calculator は、長方形・三角形・円などの基本形状の面積を計算し、合計の平方フィート(ft²)を中心に、平方メートル(m²)、平方ヤード(yd²)、エーカー(ac)へも変換する無料ツールです。住宅のフローリングやカーペットの必要量、壁の塗装面積、庭や駐車スペースの造園計画など、リフォーム・建築・不動産の見積りに役立ちます。英尺・インチ(ft/in)を主単位として使いつつ、メートル法への換算も同時に確認できます。
使い方(ステップガイド)
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単位を選ぶ
- ft(フィート)、in(インチ)、m(メートル)、yd(ヤード)から選択します。主に ft/in を推奨します。
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形状を選ぶ
- 長方形、三角形、円のいずれかを選択します。
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寸法を入力する
- 長方形:長さ(L)と幅(W)
- 三角形:底辺(B)と高さ(H)※高さは底辺に対して垂直
- 円:半径(r)または直径(d)。直径入力の場合は r = d ÷ 2
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エリアを追加する
- 部屋や区画ごとに形状を追加し、複数の面積を合算します。
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結果を読む
- 各形状ごとの面積と、合計面積(ft²、m²、yd²、ac)が表示されます。
入力項目の説明
- 単位系(ft, m, in, yd):計測に使う基準。現場採寸がインチの場合は in、設計図がメートルなら m を選ぶと便利です。
- 形状タイプ(長方形・三角形・円):空間を近似する基本形。複雑な形は複数の基本形に分割します。
- 寸法(L, W, B, H, r):最も重要な入力。小数も使用可。例)8 ft 6 in は 8.5 ft として入力。
- 複数エリア:部屋A、廊下、収納、庭の一角などを個別に入力して合計します。
結果と見方
- 形状ごとの面積:各パーツの ft² を表示。比較や部分的な見積りに使えます。
- 合計面積(ft²):材料発注や不動産表記に使いやすい中心指標。
- 合計面積(m²):メートル法の見積書や日本国内の一般的表記に便利。
- 合計面積(yd²):カーペット業界で多用。
- 合計面積(ac):外構・造園、敷地規模の把握に利用。
- 端数処理:表示は小数点付き。材料発注時はロス(むだ)を含めて切り上げるのが一般的です。
計算方法と前提
- 長方形:面積 = L × W
- 三角形:面積 = 0.5 × B × H(高さは底辺に垂直)
- 円:面積 = π × r²(π ≈ 3.14159)
- 単位換算の基礎
- 1 ft = 12 in = 0.3048 m
- 1 yd = 3 ft
- 1 ft² = 0.09290304 m²
- 1 yd² = 9 ft²
- 1 ac = 43,560 ft²
- 前提・制約
- 入力値は水平な平面を仮定。勾配や凹凸、立体は考慮しません。
- 複雑な形は基本形の合算で近似します。重複部分を二重計上しないよう注意。
- 寸法の測り方や四角の直角性によって誤差が生じます。
- 大規模工事や確定申告・契約用途では専門家の確認を推奨します。
ドメイン別の活用ポイント
- フローリング・タイル・カーペット
- 見積りは合計面積にロス(カットや柄合わせ)5〜15%を上乗せするのが一般的。複雑な張り方(ヘリンボーン等)はロスが増えます。
- 塗装
- 壁面は「幅 × 高さ」で長方形として計算。ドア・窓は別途面積を算出して差し引きます。塗料の標準塗り面積は製品によって異なります(例:内装用で目安 1 L あたり約 8〜12 m²)。必ず製品ラベルで確認してください。
- 造園・外構
- 芝生や砂利、人工芝、防草シート、舗装材の必要量を面積から算出。敷地規模の比較には ac 表示が便利です。
- 日本の面積表記
- 本ツールは ft/in を主としつつ、m²にも対応。国内では m²のほか「坪(約 3.305785 m² ≈ 35.58 ft²)」が使われる場合があります。坪換算が必要な場合は別途計算してください。
精度を高めるコツと注意点
- 測定の基本
- 巾木や壁の出っ張りを避け、床面・地面レベルで採寸。
- 複雑な形は長方形・三角形・円に分割して入力。
- 三角形は必ず底辺に垂直な高さを使う。
- インチの小数化
- 3 in = 0.25 ft、6 in = 0.5 ft、9 in = 0.75 ft。8 ft 6 in は 8.5 ft として入力。
- 開口部の扱い
- ドアや大きな窓、柱のベース等は別途面積を計算し、合計から差し引きます。
- 発注余裕
- 材料不足を避けるため、用途に応じて 5〜15%の上乗せを検討。
- 近似の限界
- 曲線や斜め壁の多い空間は誤差が増えがち。最終発注前に現場確認を。
計算例(現実的な複合ケース)
状況:庭の舗装エリア(長方形+三角形コーナー+円形花壇)を合算
- 長方形エリア:30 ft × 20 ft = 600.00 ft²
- 三角形コーナー:0.5 × 10 ft × 8 ft = 40.00 ft²
- 円形花壇:半径 4 ft → π × 4² = 50.27 ft²
合計面積:
- 600.00 + 40.00 + 50.27 = 690.27 ft²
- 690.27 ft² ≈ 64.13 m²(× 0.09290304)
- 690.27 ft² ≈ 76.70 yd²(÷ 9)
- 690.27 ft² ≈ 0.0158 ac(÷ 43,560)
よくある質問
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異なる単位が混在しています。どう入力すればよいですか?
- 現場採寸の単位に合わせて単位系を選び、小数で統一します。例えば 12 ft 3 in は 12.25 ft(3 ÷ 12)とします。
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円は直径しか測れません。どうすれば?
- 直径 d を測り、r = d ÷ 2 として r を入力します。
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窓やドアを引いた正味の壁面積を出せますか?
- 開口部を別の形として面積計算し、最終合計から差し引いてください。
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どれくらいのロスを見込めばよいですか?
- 直張りのフローリングやカーペットで 5〜10%、複雑な割付や斜めが多い場合は 10〜15%が一つの目安です。製品や施工方法で異なります。
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表示の丸めはどの程度ですか?
- 基本は小数点付きで表示します。発注時は端数切り上げが安全です。
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坪(つぼ)表示はできますか?
- 本ツールは ft² を主とし m²・yd²・ac を出力します。坪換算は 1 坪 ≈ 3.305785 m² を用いて別途計算してください。
注意・免責
- 本ツールは一般的な面積計算の補助です。契約・許認可・構造設計や高額な発注は、必ず専門家や施工業者の確認を受けてください。
- 換算係数や π の近似、丸め処理により、わずかな誤差が生じます。
- 製品ごとの必要量(塗料の塗り面積、床材の歩留まり等)は必ずメーカー仕様を確認してください。
まとめ
Square Footage Calculator は、基本形状の合算によって、床・壁・庭などの面積を素早く把握し、平方フィートを中心に m²・yd²・ac へも同時に変換します。複雑な空間は分割し、正確な採寸と適切なロス見込みで、過不足のない材料計画につなげましょう。上の計算機に実測値を入力して、あなたのプロジェクトの面積と必要量を今すぐ見積もってください。