時間と分の計算機

時間と分を簡単に足したり引いたりできます。労働時間、フライト時間、時差の計算に最適です。

時間入力


計算結果

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合計分数:

概要

Calq.の「Hours and Minutes Calculator」は、時刻(HH:MM、24時間表記)に対して、複数の時間・分の合計を加算または減算し、結果の時刻と合計の経過時間を表示するツールです。勤務表・学習ログ・運転日誌・運動記録など、日々のタイムトラッキングに最適です。結果は日付をまたぐ場合があり、たとえば 23:00 + 02:00 = 01:00(+1日)のように表示されます。

使い方(ステップ)

  1. 開始時刻を入力:24時間表記(HH:MM)。例:07:05、18:30、23:00。
  2. 演算を選択:加算(Add)または減算(Subtract)。
  3. 時間エントリを追加:必要な数だけ、各エントリの「時間(hours)」「分(minutes)」を入力。
  4. 計算:結果の時刻と、合計日数・合計時間・合計分が表示されます。

入力項目の説明

  • 開始時刻(HH:MM)
    基準となる時刻です。24時間表記で入力します(0〜23時)。ゼロ埋め推奨:09:05、21:00 など。
  • 演算(加算/減算)
    すべてのエントリ合計を開始時刻に対して足すか引くかを選びます。
  • 時間エントリ(複数可)
    1件ごとに「時間(0以上の整数)」「分(0〜59の整数)」を入力します。長時間の作業は 26時間、40時間のように24を超えても構いません。分は60未満で入力してください。

結果の見方

  • 結果の時刻(24時間表記)
    指定の演算を行った後の時刻です。日付をまたぐ場合は「+n日」または「−n日」が併記されます。
  • 合計日数
    追加したすべてのエントリを合計した経過時間を日単位に換算したものです(1日=24時間)。
  • 合計時間
    合計日数を差し引いた残りの「時間」部分です。例:合計が 1日2時間15分なら「合計時間=2」。
  • 合計分
    最後の「分」部分です。例:1日2時間15分なら「合計分=15」。
  • 参考:総分
    合計を分に直した値(表示される場合)。例:1日2時間15分=1,440×1 + 2×60 + 15=1,335分ではなく、正しくは1,440 + 120 + 15=1,575分。

計算方法と前提

  • すべてのエントリ(時間・分)を分に変換して合計します。
    合計分=Σ(時間×60+分)
  • 加算を選んだ場合:結果時刻=開始時刻+合計分。
    減算を選んだ場合:結果時刻=開始時刻−合計分。
  • 24時間(1,440分)を超える分は日数に切り出します。
    合計日数=床(合計分÷1,440)、残り分=合計分−1,440×合計日数
  • 残り分を 60 で割って「合計時間」「合計分」を求めます。
    合計時間=床(残り分÷60)、合計分=残り分−60×合計時間
  • 時刻の繰り上がり・繰り下がり
    加算で 24:00 を超えると翌日に、減算で 00:00 を下回ると前日に移動します。
  • 前提と制限
    1日は常に24時間とし、秒・ミリ秒は扱いません。日本国内では夏時間(サマータイム)は採用されていませんが、タイムゾーンや暦日は計算に含めません。分は0〜59の整数で入力してください。

活用シーンと注意点(一般業務・教育・HR)

  • 勤怠・シフト管理:開始時刻に所定労働時間や残業時間を加算して終業時刻を確認。休憩は別途差し引くか、ネット時間を入力します。
  • 学習・トレーニング:複数のセッションを合算し、開始時刻からの終了見込みを算出。
  • 運行・走行ログ:停車・休憩を減算して到着(または出発)時刻を逆算。
  • 注意:本ツールは一般的な補助計算を提供するもので、就業規則・労働法上の締め処理や賃金計算の正式根拠にはなりません。必要に応じて社内規定や専門家の確認を行ってください。

入力のコツとミス防止

  • 24時間表記で統一:午後は 13:00、深夜は 00:30 のように入力します。
  • 長時間はそのまま時間に:26:15(26時間15分)のように入力すると日またぎが自動で扱われます。
  • 分は必ず 0〜59:75分ではなく 1時間15分に分解して入力します。
  • 休憩や待機は別エントリに:加算ならネット時間(実働)を求めてから入力、減算なら休憩だけを差し引くなど、手順を明確に。
  • 端数の扱い:小数の時間(例:1.5時間)は 01:30 に換算してから入力します。

例題

  • 例1(深夜の加算・日またぎ)
    開始時刻:23:00、演算:加算、エントリ:02:00
    合計=2時間00分 → 結果の時刻=01:00(+1日)
    合計日数=0、合計時間=2、合計分=0、総分=120

  • 例2(複数エントリの合算)
    開始時刻:07:50、演算:加算、エントリ:01:20、02:45、00:35
    合計=4時間40分 → 結果の時刻=12:30(同日)
    合計日数=0、合計時間=4、合計分=40、総分=280

  • 例3(逆算:集合時刻から準備時間を引く)
    開始時刻:13:30、演算:減算、エントリ:00:45
    合計=0時間45分 → 結果の時刻=12:45(−0日)
    合計日数=0、合計時間=0、合計分=45、総分=45

  • 例4(長時間のシフト)
    開始時刻:06:00、演算:加算、エントリ:26:15
    合計=26時間15分 → 結果の時刻=08:15(+1日)
    合計日数=1、合計時間=2、合計分=15、総分=1,575

よくある質問

  • 分に小数や秒は入力できますか?
    できません。小数は 0:30(30分)などに変換し、秒は切り捨てまたは四捨五入して分単位で入力してください。
  • 減算の結果が前日になることはありますか?
    あります。例:05:00 − 06:30 = 22:30(−1日)のように、前日にさかのぼる表示になります。
  • 24時間を超える時間は入力できますか?
    はい。40:00 などの長時間を入力すると、合計日数として切り出されます。
  • 休憩を差し引いた終業時刻を知りたいときは?
    実働(所定時間−休憩)を先に計算してから、その実働時間を「加算」で入力するか、または開始時刻に対して休憩だけを「減算」し、別途所定時間を「加算」するなど手順を分けて計算してください。
  • タイムゾーンや夏時間は考慮されますか?
    いいえ。単純な時刻計算です。日本は夏時間を採用していませんが、海外の記録を扱う場合はご自身で調整してください。

まとめ

Hours and Minutes Calculator は、日またぎや長時間にも対応した、使いやすい時刻・時間の加算減算ツールです。結果の時刻と「合計日数・合計時間・合計分」を一目で確認でき、勤怠管理や学習計画、運行計画に役立ちます。上の計算機にあなたの開始時刻と時間エントリを入力して、今すぐ必要な時刻・経過時間を求めてください。

(注)本コンテンツは一般的な情報提供であり、法的・労務的な助言ではありません。必要に応じて最新の社内規程や専門家の確認を行ってください。