体型計算機

バスト、ウエスト、ヒップの測定値に基づいてあなたの体型を決定します。

あなたの情報

はじめに

Calq. の Body Type Calculator は、バスト/チェスト、ウエスト、ヒップの数値から、体型シルエット(例:X型=Hourglass、A型=Pear、O型=Apple、I型=Rectangle など)を推定する無料ツールです。
ネット通販でのサイズ選び、着こなしの方向性を知りたい人、トレーニングで「どこを引き締めたいか」を把握したい人に役立ちます。

本ツールはファッション業界で一般的に使われる体型カテゴリを参照しています。体は一人ひとりユニークで、どのタイプにも当てはまらない場合や複数にまたがる場合があります。


使い方(手順)

  1. 単位を選ぶ

    • cm または in(インチ)を選択。日本では cm が一般的です。
  2. 性別を選ぶ

    • 女性/男性から選択。判定に使う体型カテゴリが一部異なります。
  3. 測定値を入力する

    • バスト(女性)またはチェスト(男性)
    • ウエスト
    • ヒップ
  4. 計算するを押す

    • 体型タイプ、簡易シルエット(視覚表示)、短い説明が表示されます。

入力項目の説明

  • 単位(cm/in)
    本サイトは内部で自動換算します。日本では cm が主流です。

  • 性別(女性/男性)
    体型カテゴリの名称や判定基準の一部が異なります。

  • バスト/チェスト

    • 女性はバストの一番高い位置を水平に計測(薄手でノンパデッドの下着が推奨)。
    • 男性は胸囲(肩甲骨を通り胸のふくらみの最大周径)を水平に計測。
  • ウエスト
    立位で自然呼気。体のくびれの最も細い位置(多くの人はおへそよりやや上)を水平に計測。

  • ヒップ
    お尻の一番高い位置(最も出ている周径)を水平に計測。


結果の見方

  • 体型タイプ
    例:X型(Hourglass)、A型(Pear)、O型(Apple)、I型(Rectangle)、V型(Inverted triangle)など。
    男性はトラペゾイド(台形)、逆三角形、長方形、オーバル、トライアングルなどを用います。

  • 視覚表示(シルエット)
    入力比率に応じて、代表的なシルエットアイコンや比率ゲージを表示します。厳密な体形図ではなく、服選びの目安になるイメージです。

  • 短い説明
    特徴や一般的なスタイリングの方向性(例:「上下バランスが近く、ウエストが明確」など)を簡潔に表示します。


判定ロジックと前提(高レベルの説明)

本ツールは、バスト/チェスト(B/C)、ウエスト(W)、ヒップ(H)の比率から、近いカテゴリを選びます。
しきい値はファッションの実務でよく用いられる目安をもとにした簡易基準です。

女性向けの主なしきい値(簡易)

  • X型(Hourglass)

    • |B − H| ≤ 5%
    • W ≤ 75% × min(B, H)
  • A型(Pear)

    • H ≥ 105% × B
    • W ≤ 80% × H
  • V型(Inverted triangle)

    • B ≥ 105% × H
    • W ≤ 75% × B
  • O型(Apple)

    • B ≥ 105% × H かつ W ≥ 80% × max(B, H)
  • I型(Rectangle)

    • |B − H| ≤ 5% かつ 75% × min(B, H) < W ≤ 85% × max(B, H)

男性向けの主なしきい値(簡易)

  • トラペゾイド(台形)

    • 1.05 ≤ C/H < 1.20
    • W ≤ 85% × C
  • 逆三角形(Vシェイプ)

    • C/H ≥ 1.20 かつ W ≤ 80% × C
  • 長方形(Rectangle)

    • 0.95 ≤ C/H ≤ 1.05
    • 85% × C ≤ W ≤ 100% × C
  • オーバル(Oval)

    • W ≥ 105% × max(C, H)
  • トライアングル(Triangle)

    • H ≥ 105% × C かつ W ≥ 90% × H

その他の前提

  • 単位換算は 1 in = 2.54 cm
  • 測定誤差 ±1~2 cm で判定が変わることがあります
  • ブランドや媒体によって定義・名称は異なる場合があります

健康・フィットネスの文脈と注意書き

  • 体型タイプは医学的な診断や健康度を表す指標ではありません
  • 体脂肪率、筋量、骨格診断とは別概念です
  • 医療・栄養の助言ではありません。必要に応じて専門家にご相談ください

測定のコツ(精度を上げる実践ヒント)

  • 姿勢:まっすぐに立ち、肩の力を抜く。お腹は凹ませない
  • メジャーの当て方:床と水平に、体に密着させつつ締め付けない
  • タイミング:朝、同じ条件で測る。複数回測定の平均が安定
  • 服装:薄手のインナーのみ。ポケットの中身は出す
  • 入力時の丸め:cm は小数点1桁までOK。インチは四捨五入に注意

計算例

例1(女性)

  • B = 92 cm、W = 68 cm、H = 95 cm
  • |B − H| = 3 cm(約3.2%) → 5% 以内
  • W = 68 cm ≤ 92 × 0.75 = 69.0 cm
  • 判定:X型(Hourglass)
  • 視覚表示:ウエストがくびれたシルエット
  • 説明:上下バランスが近く、ウエストが明確に細い比率です

例2(男性)

  • C = 106 cm、W = 86 cm、H = 98 cm
  • C/H = 1.082(1.05~1.20 の範囲)
  • W = 86 cm ≤ 106 × 0.85 = 90.1 cm
  • 判定:トラペゾイド(台形)
  • 視覚表示:上部やや広く、腰が引き締まったシルエット
  • 説明:胸がやや優位でウエストが相対的に細い典型的な「V寄り台形」です

活用のヒント(服選び・目標設定の考え方)

  • ボディバランスを把握:「上下どちらが強いか」「くびれがどの程度か」を知る
  • 境界タイプの扱い:5% 前後の微差は着こなしや素材で変化。近いタイプ説明を参考に
  • トレーニングの目安:どの部位を鍛えるかの参考に。体調や可動性も重視

よくある質問(FAQ)

  1. 骨格診断と何が違いますか?
    → 本ツールは「周径の比率」に基づきます。骨格診断は骨や重心など別概念です。

  2. 体重や身長を入れなくて大丈夫?
    → はい。比率を重視するため不要です。必要なら BMI など他の指標を併用してください。

  3. 左右差や姿勢が気になります
    → 軽い左右差は一般的です。大きく気になる場合は平均値やプロの採寸を。

  4. 結果が毎回少し違います
    → メジャーの傾きや呼吸で ±1~2 cm の差は普通です。平均を取ると安定します。

  5. 男性でも Hourglass など女性名のタイプが出ますか?
    → 性別に応じてカテゴリ名を切り替えますが、近似タイプを補足することもあります。


まとめ

Body Type Calculator は、バスト/チェスト・ウエスト・ヒップの比率から体型シルエットを手早く可視化する、ファッション・フィットネス向けの実用ツールです。
数値はあくまで目安であり、体は一人ひとりユニークです。

上の計算機に実測値を入力し、表示された体型タイプとシルエットを参考に、サイズ選びやスタイリング、トレーニングの目標設定にご活用ください。