BMI計算機

身長と体重に基づいてあなたのボディマス指数(BMI)を計算します。

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イントロダクション

Calq. の BMI Calculator は、身長と体重から体格指数(BMI)を算出し、WHOの成人向け標準カテゴリに基づいて結果を読み解くための無料ツールです。自分の現在の体重状態(低体重・普通体重・過体重・肥満)の目安を知りたい人、健康診断やダイエットの前後で状況を確認したい人、運動や食事管理の出発点を把握したい人に役立ちます。数値の解釈や健康体重の目安も同時に表示します。

使い方(ステップガイド)

  1. 単位を選ぶ

    • メートル法(kg・cm)を推奨。必要に応じてヤード・ポンド法(ft/in・lbs)も選べます。
  2. 身長を入力

    • cm で入力(例:170)。ヤード・ポンド法の場合はフィートとインチをそれぞれ入力。
  3. 体重を入力

    • kg で入力(例:68)。ヤード・ポンド法の場合は lbs を入力。
  4. 計算するを実行

    • BMI 値、BMI カテゴリ、入力した身長に対する健康体重の範囲を表示します。

入力項目の説明

  • 単位系(メートル法/ヤード・ポンド法)
    計算式そのものは同じですが、入力しやすい単位を選べます。日本ではメートル法が一般的です。
  • 身長
    BMI は身長を二乗して用いるため、1~2 cm の誤差でも結果が変わります。靴を脱ぎ、壁に背を付けて測定すると精度が高まります。
  • 体重
    同じ時間帯・同じ条件(衣服や食前後など)で測ると変化を比較しやすくなります。

結果と解釈のしかた

  • 表示内容

    1. BMI 値(小数点1桁目安で表示)
    2. BMI カテゴリ(WHOの成人向け基準)
    3. 健康体重の範囲(入力した身長に対し、BMI 18.5~24.9となる体重の幅)
  • WHO 成人向け BMI カテゴリ

    • 低体重:BMI 18.5 未満
    • 普通体重:BMI 18.5~24.9
    • 過体重:BMI 25.0~29.9
    • 肥満:BMI 30.0 以上
  • 健康体重の範囲の見方
    入力した身長において、BMI が 18.5~24.9 に収まる体重の目安です。範囲の中でも、生活習慣や体調、体格により適した値は人それぞれです。

計算方法と前提

  • 基本式(メートル法)
    BMI = 体重(kg) ÷ {身長(m)}²

  • ヤード・ポンド法
    BMI = 703 × 体重(lbs) ÷ {身長(in)}²

  • 健康体重の範囲
    健康体重(kg) = 身長(m)² × 18.5 ~ 身長(m)² × 24.9

  • 丸めと表示
    見やすさのために BMI は小数点1桁、体重は0.1 kg程度で表示することがあります。

  • 前提と限界
    BMI は「体重と身長の比」を示すスクリーニング指標で、体脂肪率や体脂肪分布、筋肉量、骨量、年齢差、性別差を反映しません。特に以下の人では解釈に注意が必要です。

    • 筋肉量が多いアスリート
    • 高齢者(加齢による体組成変化の影響)
    • 妊娠中・授乳中の人
    • 成長期(18歳未満)の子ども・思春期の青少年
      必要に応じて医療専門職へ相談してください。

健康・フィットネスの文脈と免責事項

  • このツールは健康状態の診断を行うものではありません。疾病の診断・治療・予防を目的とするものでもありません。気になる症状がある、体重変化が急である、既往歴や服薬があるなどの場合は、必ず医療機関に相談してください。
  • BMI と健康リスクの関係は、年齢、体格、民族的背景、生活習慣などで異なる場合があります。本ページの基準は WHO 成人向け一般基準です。地域や機関により解釈や推奨が異なることがあります。
  • 参考情報として、日本では「標準体重=22×身長(m)²」という目安が用いられることがありますが、これは推奨体重を断定する値ではありません。個々の最適体重は体調・体力・既往歴などを踏まえ総合的に判断します。

入力と結果を活用するためのコツ

  • 測定の一貫性
    毎回、同じ条件・同じ機器・同じ時間帯で測定すると、経時変化が正しく比較できます。

  • 期間で見る
    1回の数値だけでなく、週や月のトレンドを見ると現実的な改善策につながります。

  • 併用したい指標
    ウエスト周囲径、体脂肪率、血圧、検査データ(血糖・脂質)なども参考にすると総合的な把握ができます。

  • 行動に落とし込む
    無理のない食事管理、週150分程度の中強度有酸素運動と週2~3回の筋トレ、十分な睡眠、ストレス管理を組み合わせると、体重コントロールの成功率が高まります。

計算例(メートル法)

  • 例:身長 170 cm、体重 68 kg の場合
    1. 身長を m に換算:170 cm = 1.70 m
    2. BMI = 68 ÷ (1.70²) = 68 ÷ 2.89 ≈ 23.5
    3. カテゴリ:普通体重(18.5~24.9)
    4. 健康体重の範囲:
      下限 = 1.70² × 18.5 ≈ 53.5 kg
      上限 = 1.70² × 24.9 ≈ 72.0 kg
    5. 参考(任意):標準体重(BMI 22の目安)= 22 × 1.70² ≈ 63.6 kg

簡単な換算例(ヤード・ポンド法)

  • 例:身長 5 ft 7 in(67 in)、体重 165 lbs
    BMI = 703 × 165 ÷ 67² ≈ 25.8 → 過体重の範囲
    健康体重の範囲(67 in の場合)≈ 118.1~159.0 lbs

よくある質問

  1. BMI は何を示しますか?
    身長に対する体重の比(体格指数)を示すシンプルな指標です。体脂肪率や筋肉量そのものを測るわけではありません。

  2. BMI は健康リスクとどう関係しますか?
    一般に BMI が高いほど循環器疾患や2型糖尿病などのリスクが上がり、低すぎても栄養不良や骨粗鬆症のリスクが高まるとされています。ただし個人差が大きく、他の指標とあわせて評価することが重要です。

  3. アスリートや筋肉質な人にも当てはまりますか?
    筋肉が重いために BMI が高く出ても体脂肪率は低い場合があります。BMI 単独では評価が不十分です。体脂肪率測定や専門家の評価を併用してください。

  4. 子どもや10代でも使えますか?
    本ツールは成人向けです。18歳未満では年齢・性別に応じた成長曲線(BMI-for-age など)の評価が必要です。

  5. どれくらいの頻度でチェックすべきですか?
    体重管理中は週1回程度の測定が現実的です。日々の変動に一喜一憂せず、数週間単位の傾向を確認しましょう。

  6. 健康体重の範囲が広いのはなぜ?
    BMI は身長のみを基準にするため、体格や体脂肪分布、筋肉量の個人差を反映できません。範囲の中で自分に無理のない体重を目安にしましょう。

まとめ

BMI Calculator(BMI計算機)は、身長と体重からBMIを素早く算出し、WHOの成人向け基準に基づくカテゴリと健康体重の範囲を示すシンプルで便利なツールです。BMI は診断ではなくスクリーニングのための指標であり、体脂肪率やウエスト周囲径、生活習慣、既往歴などと合わせて総合的に判断することが重要です。上の計算機にあなたの身長・体重を入力して、現在地を把握し、無理のない行動計画づくりに役立ててください。