住宅ローン計算機

借入額、金利、返済期間に基づいて毎月の住宅ローン返済額を計算します。

計算結果

毎月の返済額
総支払額
総利息

概要

Mortgage Calculator は、住宅ローン(元利均等返済)の毎月の返済額、総支払額、総利息をすばやく計算する無料ツールです。
初めて住宅購入を検討する方、借換えを比較したい方、返済計画を見直したい方に役立ちます。
通貨は円(¥)で表示し、小数点はピリオド(.)、桁区切りはカンマ(,)を使用します。


使い方(Step by Step)

  1. 元金(借入金額)を入力:例 35,000,000
  2. 金利(年利・%)を入力:例 1.20
  3. 返済期間(年)を入力:例 35
  4. 計算ボタンを押すと結果が表示
    • 毎月の返済額
    • 総支払額
    • 総利息

※表示は1円単位で四捨五入されます(合計にわずかな差が生じることがあります)。


入力項目の説明

  • 元金(gankin)
    借入金額から頭金や諸費用を差し引いた実際のローン金額です。元金が大きいほど毎月の返済額と総利息は増えます。

  • 金利(kinri, 年利%)
    年間の名目利率です。計算では月利(年利÷12)に換算します。金利が1%上がるだけでも総支払額は大きく変わります。

  • 返済期間(年)
    一般的に15~35年が多く、期間が長いほど毎月の負担は軽くなりますが、総利息は増えます。


結果の見方

  • 毎月の返済額
    元金と利息を合わせた一定額です。家計の毎月のキャッシュフローに直結します。

  • 総支払額
    返済期間中に支払う元金と利息の合計です。

  • 総利息
    総支払額から元金を差し引いた、実質的な「借入コスト」です。


計算方法と前提

本ツールは「元利均等返済(annuity)」を前提に、以下の式で計算します。

  • 月利 r = 年利 ÷ 12
  • 返済回数 n = 返済期間(年) × 12
  • 毎月の返済額

A = P × r ÷ {1 − (1 + r)^(-n)}

(P は元金)

  • 総支払額 = A × n
  • 総利息 = 総支払額 − P

前提・制限

  • 固定金利・毎月払い・初回支払いは1か月後と仮定
  • 諸費用(事務手数料、保証料、保険、税金など)は含まない
  • ボーナス併用返済・繰上げ返済・金利変動は非対応
  • 金利が0%の場合は A = P ÷ n
  • 実際の条件は金融機関・商品により異なる

日本の住宅ローンの基本(概要)

  • 返済方式:元利均等返済が主流。元金均等返済は毎月の返済額が減少するが初期負担は重い。
  • 金利タイプ:固定金利、変動金利、固定期間選択型など。
  • 諸費用:数十万円規模になることもあり、頭金とは別途現金が必要。
  • 税制:住宅ローン控除などは年度で見直しあり。最新条件を確認すること。

賢く使うためのヒント

  • 複数シナリオで比較:金利を±1.0%変えて試算
  • 期間の最適化:退職・教育費ピークと重ならない設定
  • 頭金と予備資金のバランス:頭金を増やすと利息減だが生活防衛資金も必要
  • 繰上げ返済の効果:期間短縮型・返済額軽減型を理解
  • 借換えの検討:金利差・残存期間・諸費用を加味
  • 返済比率の目安:年収に占める返済負担率を確認

計算例

例1(標準的なケース)

  • 元金:¥35,000,000
  • 金利(年利):1.20%
  • 返済期間:35年(420回)

結果

  • 毎月の返済額:約 ¥102,096
  • 総支払額:約 ¥42,880,236
  • 総利息:約 ¥7,880,236

例2(感度分析:金利上昇時)

  • 元金:¥35,000,000
  • 金利:2.20%
  • 期間:35年

結果

  • 毎月の返済額:約 ¥119,567
  • 総支払額:約 ¥50,217,977
  • 総利息:約 ¥15,217,977

例3(期間短縮の効果)

  • 元金:¥35,000,000
  • 金利:1.20%
  • 期間:25年(300回)

結果

  • 毎月の返済額:約 ¥135,098
  • 総支払額:約 ¥40,529,474
  • 総利息:約 ¥5,529,474

よくある質問

Q1. 元利均等返済と元金均等返済のどちらが得ですか?
A. 総利息は一般に元金均等の方が少なくなりますが、初期の毎月負担は重くなります。本ツールは元利均等返済のみ対応です。

Q2. 変動金利にも対応していますか?
A. 計算は「一定の金利」で行います。変動金利を想定する場合は複数の金利水準で試算してください。

Q3. ボーナス併用返済や繰上げ返済は反映されますか?
A. 直接は非対応ですが、元金や期間を変更して近似的に比較可能です。

Q4. 諸費用や税制優遇は計算に含まれますか?
A. 含まれません。実際の総コストは諸費用や税制優遇により変動します。

Q5. 表示の丸め誤差はありますか?
A. 1円未満を四捨五入しているため、ごく小さな差が生じる場合があります。金融機関の試算が最終基準です。


まとめ

Mortgage Calculator は、元利均等返済の毎月の返済額・総支払額・総利息を円(¥)建てで直感的に試算できるツールです。
金利や期間を変えた複数シナリオで比較し、無理のない返済計画づくりに役立ててください。


免責事項

本コンテンツは一般的な情報提供であり、特定の金融アドバイスではありません。
最終的な条件・費用・税制は必ず最新の公的情報や金融機関の見積でご確認ください。